NEW不安感を伴う常に鳴る両耳の耳鳴り
症状
50代男性。1ヶ月前から急に両耳に耳鳴りが生じた。仕事のストレスなどが関連している可能性も考えられた。耳鼻科を受診したところ、聴力には大きな問題がなく、加齢による耳鳴りと診断された。耳鳴りは常に鳴っている状態で、日常生活において不快感が強く、不安感も伴っていた。また、首の回旋動作がやりにくく、首肩周りの緊張も認められた。これらの症状により、日常生活の質が低下していた。
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来院者
男性
50 代
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期間
2025年7月 ~ 2025年8月
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頻度
週2~3回
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通院回数
9回
施術と経過
初診時の触診では、首肩周りに強い緊張が認められた。首肩の緊張が耳鳴りと頸部回旋動作のしづらさに関係していると推察し、関連が深い手や足のツボに鍼をした。初回施術後、首の動きは改善されたが、耳鳴りに変化はなかった。2回目以降は、呼吸の浅さが気になったため、そのアプローチも加えた。2回目施術後、右の耳鳴りが小さくなったが、左耳鳴りは変わらなかった。3回目施術後には左右の耳鳴りが逆転し、常に鳴っていた耳鳴りが朝は気にならず、昼と夕方に気になる程度に変化した。施術を重ねるごとに不安感も徐々に改善していった。6回目で両耳とも耳鳴りが小さくなり、8回目で不快感がほぼなくなった。計9回の施術で大幅な改善が得られ、その後はメンテナンスも兼ねて通院を継続している。
使用したツボ
まとめ
仕事のストレスが関連していると考えられる両耳の耳鳴りに対し、首肩の緊張緩和と呼吸へのアプローチを組み合わせた施術を行った。初回施術で首の動きが改善し、2回目以降は耳鳴りにも変化が現れ始めた。施術を重ねるごとに耳鳴りの程度や出現時間帯が変化し、不安感も軽減された。9回の施術で不快感がほぼ消失し、日常生活の質が向上した。首肩の緊張と呼吸状態が耳鳴りに影響していた可能性が示唆され、これらへの複合的なアプローチが有効であった。今後も症状の安定を目指し、定期的なメンテナンスを継続する方針である。

















