NEW左肩上部のコリ感と顎関節の緊張
症状
30代男性が数か月前から左肩上部の痛みとコリ感を訴えて来院した。仕事で2つのモニターを使用しており、左斜め上にモニターがあることから、この作業姿勢が症状の原因と考えられた。左肩上部を触診すると筋肉がゴリゴリとした状態で、静止時のコリ感が最も強く、このコリが気になって仕事や日常生活で物事に集中できない状態であった。医療機関は受診していなかった。初診時の触診では、顎関節の開口時に引っかかりがあり、顎関節周囲に緊張が認められた。肩こりの訴えであったが、顎関節の緊張が根本的な原因と考えられた。
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来院者
男性
30 代
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期間
2025年12月 ~ 2025年12月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
顎関節の緊張を緩和するため、関連する脛と手指のツボに鍼をした。さらに仕上げとして腰部のツボに施術を行ったところ、肩のコリ感が解消された。初回施術後、症例者はコリ感がなくなったことを喜んでいた。その後、症状の再発についての報告はなく、1回の施術で完了となった。
使用したツボ
まとめ
本症例は、左肩上部のコリ感を主訴として来院したが、触診により顎関節の緊張が根本原因であることが判明した。モニターを見上げる作業姿勢が顎関節の緊張を引き起こし、それが肩こりとして現れていたと考えられる。脛、手指、腰部のツボへの施術により、顎関節の緊張が緩和され、肩のコリ感も同時に解消された。1回の施術で症状が改善し、その後の再発もなかったことから、顎関節の緊張を適切に評価し対処することの重要性が示された症例である。
担当スタッフ
洲崎 和広













