NEW介護職で繰り返すぎっくり腰、腰椎下部のズキズキした痛み
症状
40代男性、介護職。4日前から腰痛が出現した。当初は張り感程度であったが徐々に悪化し、発症当日と翌日は動けない状態となった。腰椎下部にズキズキとした痛みがあり、左右差なく全体的に痛みを感じている。静止時の痛みはないが、動作時に強い痛みが生じる。職業柄、移乗動作の際に痛みが強く、歯を食いしばりながら業務を行っている状態である。日常生活では立ち上がり動作、前屈動作、後屈動作で痛みが出現し、夜間は寝返り時の痛みにより睡眠が妨げられている。慢性的な腰痛があり、職業の特性上ぎっくり腰を繰り返している。医療機関での診断や治療は受けていない。
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来院者
男性
40 代
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期間
2025年11月 ~ 2025年11月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では、腰椎下部の緊張が著明であり、臀部から仙腸関節にかけて強い緊張を認めた。動作確認では前屈動作で最も強い痛みがあり、起き上がり動作でも痛みを伴っていた。右仙腸関節の緊張を緩和する目的で、右足のツボと臀部のツボに施術を行った。施術後、前屈時の臀部の痛みが残存したため、関連する腰部のツボに追加で施術を実施したところ、痛みは解消された。施術後、症例者は動作が可能になったことを喜び、起き上がり動作もスムーズに行えるようになった。1回の施術で症状は改善し、その後の経過報告はない。
使用したツボ
まとめ
本症例は、介護職という職業特性により慢性的な腰痛を抱え、ぎっくり腰を繰り返している症例者である。4日前から始まった急性腰痛に対し、仙腸関節周囲の緊張に着目した施術を行った。右足と臀部のツボへの施術により仙腸関節の緊張が緩和され、さらに腰部のツボへの追加施術により残存していた前屈時の痛みも解消された。1回の施術で動作時痛が改善し、日常生活動作や業務への支障が軽減された。介護職のような身体的負担の大きい職業では、仙腸関節を含む腰部全体の緊張を適切に評価し、段階的に施術を行うことが効果的であると考えられる。
担当スタッフ
洲崎 和広









