NEW朝起きの胸の重さと突発的な頭部のボーッとした症状
症状

朝起床時に動悸を伴う胸部の重さと、突発的に現れる頭部全体のボーとした症状を主訴として来院。睡眠中の中途覚醒も見られ、仕事への集中力低下や起床困難な状態が続いていた。医療機関では自律神経の乱れの疑いと診断されていた。初診時の所見では、呼吸が浅く、腹部に反応が見られ、全身的な緊張状態が確認された。
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来院者
男性
30 代
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期間
2024年8月 ~ 2024年11月
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頻度
週1回程度
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通院回数
11回~15回
施術と経過
足のツボを中心に、頭部のツボにも施術を行った。施術方針として、全身の緊張緩和と自律神経の調整を目指した。初回施術後から頸部の緊張が緩和され、呼吸が楽になるなどの改善が見られた。継続施術では、腹部や背骨の反応を確認しながら、全身の緊張緩和を目的とした施術を実施。14回の施術を通じて、朝の胸部症状や動悸、頭部のボーとした感覚が徐々に改善していった。
使用したツボ
まとめ
自律神経の乱れに起因する症状に対して、全身の緊張緩和を目的とした施術アプローチが有効であった。特に足のツボと頭部のツボを組み合わせた施術により、身体の緊張が緩和され、自律神経症状の改善につながった。呼吸の改善が見られたことも、自律神経の安定化に寄与したと考えられる。継続的な施術により段階的な改善が得られ、日常生活への支障が軽減された症例である。