NEW頸椎の形態異常による慢性的な首肩こり
症状

【症状】 学生時代から首肩の不調を抱えており、頸椎が一つ多い特徴的な体質により負担がかかりやすい状態であった。両首と肩に持続的な痛みがあり、常に辛い状態が続いていた。症状により集中力が低下し、仕事や日常生活に支障をきたしていた。以前は西国分寺の治療院に通院していたが、距離的な問題で通院が困難となっていた。
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来院者
女性
20 代
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期間
2025年6月 ~ 2025年7月
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頻度
週1回程度
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通院回数
4回
施術と経過
【施術と経過】 初診時の所見では、首の可動域制限が全体的に認められ、肩の可動域も制限されていた。施術では、首肩部を中心に、手部、足部、頭部のツボに対して鍼をした。さらに、体幹部の調整も重視し、臀部のツボにも施術を行った。初回施術後から症状の改善が見られ、その後も継続的な施術により着実に改善に向かった。生活指導にも積極的に取り組み、4回の施術で大幅な改善を達成することができた。
使用したツボ
まとめ
【まとめ】 頸椎の形態的特徴により慢性的な首肩の不調を抱えていたケースである。首肩部への直接的な施術に加え、体幹部への施術を組み合わせることで、効果的な改善が得られた。症例者の治療に対する理解と生活指導への積極的な取り組みも、良好な経過につながった重要な要因である。今後も定期的なメンテナンスを行うことで、症状の再発予防と QOL の維持向上が期待できる。