NEW妊娠35週の逆子
症状

妊娠35週の妊婦で、産婦人科の健診にて逆子の診断を受けた。
受診前の3日間は胎動が鈍くなっている感覚があり、腹部や腰部に張りと硬さが認められた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2025年6月 ~ 2025年7月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
初診時、腹部および腰部に張りと硬さが確認された。
臀部、手、脚のツボに鍼を行ったところ、腹部や腰部の硬さが緩和され、胎動も活発になった。
2回目の施術でも同様のアプローチを実施し、赤ちゃんが動きやすくなるよう腹部や腰部の緊張緩和を図った。
その後の産婦人科健診にて、胎位が正常位に改善していることが確認された。
使用したツボ
まとめ
妊娠後期の逆子に対して、臀部や四肢のツボへの鍼施術により、腹部や腰部の緊張が緩和され、胎動の活性化が認められた。
2回の施術で胎位が正常位に改善した。
本症例から、妊娠後期の逆子に対する鍼施術は、母体の緊張緩和を通じて胎位の改善に寄与する可能性が示唆された。
担当スタッフ
森部光葉