NEW妊娠28週の逆子
症状

妊娠26週頃から逆子の状態が続いていた30代の妊婦。
28週の健診時には胎児が横位となっていた。
お腹の張りも軽度認められ、妊娠の進行に伴い寝返りが困難になっていた。
産婦人科にて逆子の診断を受けており、腰部にも不快感を訴えていた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2025年6月 ~ 2025年7月
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頻度
月3回程度
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通院回数
1回
施術と経過
初診時、腹部に軽度の張りが認められた。
手足のツボに鍼を行った。
初回施術後、腰周りの違和感が軽減。
次回の産婦人科健診では胎位が頭位に改善していることが確認された。
その後、妊娠の進行に伴い出現した恥骨痛や腰痛に対しては、臀部や下肢のツボに鍼を行い、筋緊張の緩和を図った。
使用したツボ
まとめ
妊娠26週からの逆子に対し、手足のツボへの鍼施術が有効であった。
1回の施術で胎位が改善し、その後出現した恥骨痛や腰痛に対しても、臀部や下肢への施術により症状の緩和が得られた。
妊娠中の愁訴に対する鍼施術は、安全かつ効果的なアプローチとして有用性が示唆された。
担当スタッフ
森部光葉