NEW妊娠30週の逆子と腹部の冷えに対する鍼施術
症状

妊娠30週目で逆子の疑いと診断された。診断前後から腹部の冷えを感じるようになり、腰の張り感も訴えていた。冷えや腰痛以外にむくみの症状も見られたが、日常生活や仕事に支障はなかった。逆子に対して特別な対策は行っておらず、鍼灸施術を受けることが初めての対応であった。
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来院者
女性
40 代
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期間
2024年6月 ~ 2024年6月
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頻度
週2~3回
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通院回数
3回
施術と経過
初診時の触診では腹部の冷えと腰の張り感が確認された。腹部の冷えを改善し、腰の張り感を緩和するために臀部のツボに鍼を行った。初回施術後、胎児の動きが活発になったとの報告があり、症状の改善を目指して週1回のペースで施術を継続した。2回目の施術後も胎児の動きが活発な状態が続き、3回目の施術後の検診で逆子が直っていたことが確認された。
使用したツボ
まとめ
逆子の疑いで来院した妊娠30週目の症例に対し、腹部の冷えと腰の張り感を改善する目的で臀部のツボに鍼を行った。初回施術後から胎児の動きが活発になり、3回目の施術後に逆子が直ったとの報告があった。冷えや腰痛の改善も見られ、逆子の改善に寄与した可能性が考えられる。鍼灸施術が逆子の改善に有効である可能性を示唆する症例であった。