NEWテニス後に右肩がズキズキ痛み、挙上困難な状態
症状

右肩の前面と後面にズキズキとした痛みがあり、肩を上げる動作が困難であった。挙上は130度程度、側方挙上は90度までしか上がらず、日常生活全般に支障をきたしていた。特にテニスをする際には大きな影響があり、試合後の疲労が症状のきっかけとなった。これまで医療機関での診断や治療は受けておらず、肩痛に伴う他の体調的な違和感はなかった。
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来院者
女性
30 代
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期間
2025年5月 ~ 2025年5月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では肩関節の緊張が強く、圧痛が確認された。肩の動きに関わる背中と腕のツボに鍼をしたところ、痛みが半減し、前側の痛みだけが残った。その後、頸部のツボに鍼をした結果、痛みが完全に消失し、肩の可動域も正常に戻った。症状の改善が確認されたため、施術は1回で終了した。
使用したツボ
まとめ
右肩の痛みと可動域制限は、テニスによる負担が原因で発生したものであった。背中・腕のツボへの鍼が肩の緊張を緩和し、頸部のツボへの鍼が残存する痛みを解消した。1回の施術で症状が改善し、日常生活やスポーツ活動への支障がなくなったことから、適切なツボへのアプローチが有効であることが示された。
担当スタッフ
洲崎 和広