全身がだるく、ふくらはぎが冷える
症状
肩がこりやすく、週一回マッサージや整体に通っていたが、2〜3日で元に戻ってしまう。
根本的な治療をしたいと考えていたところ、会社の同僚から「鍼がよい」と聞いた。
鍼は初めてであったが、インターネットで検索して当院に来院。
肩こりは当院で2回の施術を行って改善し、その後も良好である。
新たに、今回は体のだるさの症状に対する相談を受けた。
中学生の頃から腎臓を患っており、20代前半で透析を開始。30歳の時に腎臓移植を受けた。
腎臓移植から15年以上絶ち、年々体のだるさが増しており、特に足のだるさと冷えを顕著に感じている。
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来院者
男性
40 代
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期間
2015年7月
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通院回数
2回
施術と経過
ふくらはぎの冷えと硬さが顕著に現れていた。
ふくらはぎと腰の状態は深く関連しており、ふくらはぎを柔らかく保つことで結果的に体全体の冷えとだるさも改善するパターンだと予測した。
腰のツボに鍼を2本して、ふくらはぎを緩めた。2回目の施術を終えた頃には、ふくらはぎが柔らかく暖かくなり、体のだるさはほとんど気にならなくなった。
その後、定期的に3週間に1回のペースで通院している。
使用したツボ
まとめ
内臓(今回は腎臓)の状態は体調に影響するものの、単純に筋肉の緊張であることもある。
ふくらはぎは全身に影響を与える筋肉なので、冷えや硬さを取り除くことは重要である。