NEW意欲・食欲低下、口渇、ホットフラッシュなど伴う自律神経様症状
症状

半年前よりだるさ、不安感、意欲低下、ホットフラッシュ、冷え、耳鳴り、めまい、食欲不振、動悸、息切れ、頚背部の疼痛、不眠など自律神経症状と思われる事象が続いている。
ホルモン補充療法や漢方の投薬などにより3~4割程度の回復は認めたが、多数の症状残存する状態で来院された。
自覚的にもあるように右背部の疼痛とともに顕著なコリ感を認めた。
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来院者
女性
40 代
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期間
2025年1月 ~ 2025年6月
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頻度
週1回程度
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通院回数
11回~15回
施術と経過
心肺・呼吸の改善、背部の緊張緩和、胃腸症状の緩和を目的に施術を行った。
頭部・仙骨部、腹部緊張緩和の為、手足に刺鍼した。初回から2回目間は症状に変化はみられなかった。
3回目で諸症状数割軽減みられた。
4回目動悸が強くみられた為、手部のツボを追加した。
5回目以降好不調を繰り返したが、漸次不眠症状・ホットフラッシュ、意欲・食欲低下、動悸耳鳴り、めまい等消失みられた。
10回目時には時々の食欲不振、肩背中の凝り感を訴える程度となった。
以降自律神経様の症状はほぼみられなくなり、背部の凝り感、他症状で通院中。
使用したツボ
まとめ
多岐に渡る症状を抱えていた為、呼吸・胃腸・背部の緊張緩和と多数の鍼を用いて施術する事となりました。
整流と呼吸を中心に施術を組み立て、身心を整えることが症状緩和に繋がったものと考えます。
担当スタッフ
神永輝彦