NEW肩こりからくる毎朝の吐き気と眩暈の症例
症状

肩こりによる毎朝の吐き気と気持ち悪さが主訴である。症状は2週間前から始まり、朝起きた際に気持ち悪さを感じるようになった。肩こり自体は10年前から続いており、首や背中の硬さを伴い、気持ち悪さと眩暈も感じる。症状は毎朝現れ、目覚めてから1時間ほどは横になっていないと動けないほど辛い。日常生活では、仕事に行く日は早く起きて落ち着くのを待ってから動くようにしており、休みの日はできるだけ横になっている。医療機関では肩こりが原因と診断され、整体に通ったが、その日のみ楽になるものの、症状は戻ってしまう。気持ち悪さに伴い眩暈もある。
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来院者
女性
30 代
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期間
2024年12月 ~ 2025年1月
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頻度
週1回程度
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通院回数
6回
施術と経過
初診時の触診では、首肩の過度な緊張と背中の張りが確認された。施術では、手のツボと足のツボを使用して首の緊張を緩和し、腰と下腿のツボを用いて首肩を治療した。初回施術後には、首と肩の緊張が緩和され、首の動きも広がった。2回目以降は背中を緩める治療も取り入れ、施術を重ねるごとに首と肩の凝りが緩和し、朝の眩暈と吐き気も徐々に改善していった。完治または大幅な改善までには6回の施術を要した。
使用したツボ
まとめ
肩こりが原因で毎朝の吐き気と気持ち悪さが生じていた。施術を通じて、首肩の緊張を緩和し、背中の治療も行うことで、症状の改善が見られた。特に、施術後の緊張緩和が症状の軽減に寄与したと考えられる。今後は、再発防止のための生活習慣の見直しや定期的な施術が推奨される。