NEWバレーボール練習中に起きた腰痛
症状

主訴は右腰の痛みであり、2週間前からバレーボールのアタック練習中に感じ始めた。痛みは動作時に強く、特に腰部の伸展や右回旋の動きで顕著である。日常生活やスポーツパフォーマンスに影響を及ぼし、バレーボールの動きに支障をきたしている。さらに最近は、増悪傾向にあることからコルセットをしてバレーの練習に参加していた。
これまで医療機関での診断や治療は受けておらず、他の体調的な違和感はない。
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来院者
男性
10 代
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期間
2025年2月 ~ 2025年2月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では、アタック動作における腰部の伸展と右回旋時に最も痛みが強いことが確認された。施術としては、腰部の伸展に関連する臀部のツボと身体の捻じれに対応する背部のツボに鍼をした。初回施術後、動作時の痛みが消失し、症状は改善した。施術は1回で完了し、その後の症状の再燃や新たな症状の出現はなかった。
使用したツボ
まとめ
施術においては、腰部の伸展や捻じれに関連するツボに鍼を行ったことが効果的であった。症例者は初回施術後に動作時の痛みが消失し、バレーボールのパフォーマンスが改善した。今後は、同様の症状が再発しないよう、適切なストレッチやトレーニングを行うことが望ましい。症例からは、特定の動作に関連する痛みには、局所的なアプローチが有効であることが示唆された。
担当スタッフ
洲崎 和広