右肩が痛くパドリングがしづらい
症状
右肩が痛くパドリングがしづらい
半年前から、服を着る時に、右肩が痛くて、袖に手を通すのが大変になる。趣味でしているサーフィンでも右肩が痛くて、パドリングがしづらい。また、立ち上がる時に左腰に痛みがある。しばらくしたら痛みが改善するかと思っていたが、あまり改善しないため、ネットで検索し来院された。
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来院者
女性
40 代
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期間
2018年3月 ~ 2018年3月
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頻度
1回通院
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通院回数
3回
施術と経過
1診:右肩の動きを確認すると、横から上げる動作(外転動作)がしづらく、捻る動作(外旋動作)をすると、肩の前面に痛みが出る。腰の痛みについては、立ちあがる時に骨盤あたりにも痛みがある。このため、肩甲骨、鎖骨の動きに問題があると考え、背部、手、足に刺鍼したところ、右肩を動かすと痛みが減少し、腰も動かしやすくなった。
2診(初診から1週間後):右肩の痛みは減少しているが、外旋動作すると、肩の後側に痛みがあり、腰については歩くときに痛みがある。肩と腰ともに、肩甲骨に問題がると考え、背部に刺鍼。
3診(初診より2週間後):右肩の痛み、動きづらさはほとんどなし。予防として背部に刺鍼し、3診で施術終了とした。
使用したツボ
まとめ
いわゆる四十肩の症状に似たものであった。夜間痛はないことから、肩のどこが痛み、どのように動かすと動きづらいのかを1つずつ確認し施術を行なったことが、症状改善に繋がった。また、今回の症例では、腰にも問題を抱えていたが、右肩の痛みと同様、肩甲骨の動きに問題があったため、同時に改善することができた。