半年前から左肩を下にすると痛くて眠れない
症状
1年前に腰椎椎間板ヘルニアの手術を受けその時に抱えていた腰痛、右脚の痺れが数週間で治まった。程なくして、左肩に違和感を覚えた。徐々に進行していくと痛みとなり、日常生活でも支障となることが多々増えた。半年前からは左肩を下にして眠ると痛みで起きてしまうことが増え、睡眠不足による疲労感が出てきた。
仕事柄、肉体労働であることから肩を酷使していることも一因である。
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来院者
男性
40 代
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期間
2024年9月 ~ 2024年9月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
肩関節中央に緊張が強く、120度以上の側方挙上に大きく制限がかかっていた。
そこで関連する脛・手関節のツボに鍼をした。すると、150度まで可動域が回復した。加えて動きの起点となる頸部の緊張を取り除くことを目的に足関節のツボに鍼をするとさらに可動域が回復した。
後日、同僚の紹介をいただいた時に『久々に熟睡出来た』と経過良好の報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
既往歴の腰椎椎間板ヘルニアの関連性から紐解いた症例であります。対側との重心バランスを整えることを考え、鍼をしていくことで動きが良くなり痛みが消失したものと思われます。
担当スタッフ
洲崎 和広