立った時の太ももの張り感、肩凝りの併発
症状
3か月程前から左脚の違和感を覚えた。特に大腿部前側に強い張り感を立位のときに感じる。
これといった原因もわからず過ごしてきたがここ最近は慢性的な肩凝りが強く出ていることから併せて相談いただいた。
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来院者
女性
40 代
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期間
2024年8月 ~ 2024年8月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
立位の時に症状があることから股関節の動きに着目すると内旋制限が強く現れていた。
肩凝りに関しては頸部の伸展の動きが強く制限されていたことから併せて考えた。
まずは首・股関節の起点となる足関節のツボに鍼をした。加えて内転筋の緊張を取り除くことを目的に臀部のツボに鍼をした。
すると股関節の動きが良くなり立位時の違和感も消失した。
頸部の動きは軽減程度であったが鎖骨のツボを加えることで大幅に解消された。
仕上げに腰部のツボに鍼をすると症状が消失した。
使用したツボ
まとめ
脚の張り感に加え、頸部の伸展制限が顕著だったことから併せて整えることを考えました。
股関節・頸部の起点を整えそれぞれに対してアプローチをすることで大幅に解消されました。
本件のように臨床では症状が複数みられることが多々ありますが身体を繋がり・連動を意識することで動きの回復がみられ痛みが消失しました。
担当スタッフ
洲崎 和広