左側に体重をかけて歩くことが出来ない、杖をついて来院
症状
慢性的な腰痛はあったものの昨日から家庭内での移動もままならない程の痛みとなった。
原因としてペットの猫の世話があり、羽毛布団におしっこをかけたりイレギュラーなことが続いた。布団は重たくはないものの替えのためにコインランドリー行ったり、周辺環境の整備を含め身体の負担が増えることで腰痛となったと考えている。
来院する前には整形外科にかかり『骨に異常なし』ということで痛み止めの薬・湿布で様子見であった。
来院時には左腰臀部が痛み、杖をついてきた。左に体重がかかるような動きが出来ない。
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来院者
女性
40 代
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期間
2024年4月 ~ 2024年4月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
湿布を仙腸関節付近を中心に塗布していたことからこの部の緊張が強いことが推測出来た。
そのため、まずはこの部の緊張を取り除くこと考えた。関連する背中のツボに鍼をしたところ左側に荷重をかけることが可能になった。
腰部の屈曲伸展の動きをみると伸展制限が強かったことから関連する臀部のツボに鍼をした。
すると制限がなくなった。
その後、不安であった寝る・起き上がる動きなど確認して出来たことから施術を終えた。
使用したツボ
まとめ
仙腸関節部の緊張を取り除くことを考えました。
座位でも対応できることからぎっくり腰の際に患者さんの負担を抑えつつ施術できることが特徴であります。
仙腸関節部は腰部と密接な関係があるからこそ、ぎっくり腰での見所でもあります。
担当スタッフ
洲崎 和広