声を出しにくい
症状
仕事や家庭でストレスが重なり、肩こりを強く感じていた。すると2週間前から喉の違和感を覚え、大きな声を出しづらくなった。
接客業のため普段から人と接していたが声を出しづらくなると気持ちも下がってしまう。声は出ないわけではないがお腹に敢えて力を入れないといけない感じもするので身体も強張ってきた。
同僚に相談すると当院をすすめてくれたことで来院に至った。
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来院者
女性
50 代
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期間
2024年2月 ~ 2024年2月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
首肩の凝りが強く、呼吸が浅くなっているようにみえた。特に側面の緊張が強く動きも悪くなっていた。
この緊張に注目して施術を行った。関連する足のツボに鍼をすると『視界が明るくなった』と呼吸にも大きな変化があった。
また腹部の緊張を取り除くように行うとさらに状態も向上した。
1か月後違う症状でこられたときに経過良好の報告を受けた。
使用したツボ
まとめ
頸部側面にみられた緊張に注目して施術を行いました。声と呼吸は関連する運動であり、首凝りを取り除くことで動きやすくなったものと考えます。呼吸と言えば、胸式呼吸・腹式呼吸とあるように頸やお腹の緊張に注目して施術を行ったことが本件におけるポイントであります。
ストレスを受けずに生きていくことは不可能でありますので、ストレスを受けても受け流し耐えうる力を取り戻すことを目的に鍼施術では組み立てていきます。そのため、身体の余分な緊張を取り除くことが大切であると考えました。
担当スタッフ
洲崎 和広