座っていると痛くなる腰臀部
症状
 
        一週間前に仕事で搬入業務がありその時に腰臀部を痛めた。作業中ずっと刺さるような痛みが続き最後には屈んでものをもつことが辛くなってしまう程であった。これまで何回も同じような経験をしているが整形外科に行っては精密検査まで行い『異常なし』と言われた経験が多く今回は違う手段と考えたときに当院に行き着いた。
生活様式も座椅子生活であり立ち上がる時に痛みを感じる。就寝時も仰向けが辛いことで何度も寝返りをして楽な肢位を探しながら寝ている状態であった。
- 
                    来院者女性 30 代 
- 
                    期間2024年1月 ~ 2024年1月 
- 
                                            頻度1回通院 
- 
                                            通院回数1回 
施術と経過
みていくと腰部の屈曲伸展時に痛みを伴い、仰向け時は『腰が浮く』状態であった。仰向けから側臥位など体位変換するたびに痛みを伴った。
以上のことから腰部の動きの改善を考え臀部・足のツボ鍼をした。すると伸展の動きが改善され、屈曲時にいつも感じる痛みを再現できた。この動きを行うと臀部を中心に股関節の側面・坐骨あたりが強く痛むとのこと。
これらの緊張を取り除くことを目的に臀部・足・小指のツボを使うと前屈時の痛みが消失した。
動きが整うと仰向けや体位変換の痛みがなくなったことから施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
座椅子の角度を聞くと『リクライニング機能を使うと腰が痛くなってくる』とのことで身体の伸展機構の問題がわかりました。
臀部と腰部は密接な関係があることからこの連動を駆使することで動きが良くなり痛みが消失しました。
担当スタッフ
洲崎 和広
 
                                     
                                     
                                     
                                     
                                    












