ツボネット ホーム

症例を投稿した鍼灸院:フルミチ鍼灸院

生理痛と不安感で学校に行けない

生理痛と不安感で学校に行けない

症状

人間関係面で色々あり、学校に行くモチベーションが下がり気味だった。
そのタイミングで強い生理痛があり、学校を休み始めた。
それ以来気持ちが前向きになれない。
生理周期は不順。
早い時もあれば遅くなる時もある。

同じ中学の親御さんのご紹介で当院にご来院された

  • 来院者

    女性

    10 代

  • 期間

    2023年1月 ~ 2023年5月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    7回

施術と経過

帽子を深く被り、目線を合わせないようにしていた。
鍼に対しての恐怖心もあった。
初回から話しやすい雰囲気を作るように場づくりをして施術を行った。

触診所見として。
背部の緊張、下腹部の緊張が強かった。
呼吸が深くできるように、下腹部の緊張を緩和することを目的とした。

初診~2診の時点で気持ち楽になった感じがあった。
親御さん曰く、笑顔が増えたとのこと。
3診目体全体が楽になってきたと実感されていた。生理初日の日だった。
4診目生理痛が格段に楽だった。本当に不安感が減ってきた。
5~6診目明るくなっていると周囲から言われるようになった。下腹部が若干張るのが気になる。
7診目学校に行けるようになった。特に気になる時もなくなり、今後本人と親御さんの意向で気になる時に利用することとなった。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

不登校の症例。
背景には様々な事柄、解釈がある。
ひとつとして生理痛が引き金になっていることから身体面が心理面に影響しているとも言える。
生理痛が楽になったら気持ちも前向きになったことがその証拠である。
また、会話、場の雰囲気など鍼灸院だからこそ時間がかけることができ、患者に前向きな影響を与えることができたと考察する。

担当スタッフ

杉山英照

症例を投稿した鍼灸院:フルミチ鍼灸院

症例を投稿した鍼灸院