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水中にいるような耳のつまり、低音性難聴

水中にいるような耳のつまり、低音性難聴

症状

6月25日より、水中にいるような耳のつまり感と「サー」っという耳鳴りがあらわれ、右耳の聞こえが悪くなった。

歯科衛生士をしており、仕事が忙しくストレスをいつもよりも多く感じていた。

耳鼻科を受診し、突発性難聴と診断がありアデホスコーワ、メチコバールを処方される。



耳の症状に変化がなく以前、背中の痛みで通院していたことがある当院を思い出し7/10に受診した。

  • 来院者

    女性

    27 歳

  • 期間

    2018年7月 ~ 2018年8月

  • 通院回数

    3回

施術と経過

耳の症状と関連が強い顎の緊張が強くみられる。

本人に顎の症状を聞くと、少し前から噛み合わせが悪く感じるとのことだった。
そこで、顎の緊張をとるため手のツボに鍼治療を行いゆるめる。

また、首と背中、股関節にも緊張があったため足と臀部のツボに鍼をした。
直後より耳のつまり感が10→5に減少し、顎の噛み合わせの違和感も消失。

2回目(7/14)は、耳のつまり感消失。耳鳴り10→4に減少、音は聞こえずらいとのこと。同施術を行う。3回目(7/17)は、朝につまり感が時々あらわれるがすぐに消える。耳なり10→2に減少。聴力も回復しているように感じるとのこと。施術を行う。3回目(7/28)は、病院で検査を行うと聴力は回復していた。若干、耳鳴りは残存するとのことで足のツボに鍼治療を行い、日常生活では気にならないとのことで施術を終えた。

データ

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

まとめ

歯科衛生士という仕事柄、口を覗く姿勢が多く、仕事量が増えることで首、肩が普段よりも緊張する。それに加えて、その姿勢が長く続くことで足→股関節→背中→肩→首→顎と連動して筋肉に負担がかかり最終的に耳周囲が硬くなる。その影響により内耳にいく血流が悪くなり突発性難聴を発症した症例。耳周囲の筋肉の緊張が緩むと共に症状が改善された。

担当スタッフ

永田亮太

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