後脛骨筋炎
症状
以前は飲食業に従事しており、今月からホテルの接客業に転職した。1週間前から業務が多忙となり長時間の革靴を履いた状態での立ち仕事が続き両足くるぶし辺りに激痛が走り、歩行が困難になった。本日、病院で検査したところ後脛骨筋腱炎と診断された。ただ、治療法がなく安静・痛み止めの薬・湿布を渡され経過観察であったことから施術を求めて当院に連絡をいただいた。
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来院者
男性
40 代
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期間
2023年5月 ~ 2023年5月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
後脛骨筋に沿って痛みを訴え左右の内果とアキレス腱の間の痛みが顕著であった。まずは痛みが強く出ていた左側から施術を行った。関連する肩甲骨内縁のツボを用いた。すると今度は右側の痛みが強くなったため同じツボ・頸部のツボを加えると右側の痛みが消失した。左側は脚の甲内側・内ふくらはぎにかけて痛みが顕著であったことから腰部・臀部のツボを加えると歩行時の痛みが消失した。
使用したツボ
まとめ
診断は後脛骨筋炎でありましたが私が注目したのは患部から派生していた庇う動きや元々の身体の癖であります。患部を解すというよりも肩甲骨や腰臀部などのツボを使うことで張力の調和を図り動きの改善を考えました。
担当スタッフ
洲崎 和広