症状

右の腰の痛みに悩まされ、10日ほど経過している。これまでも慢性な腰痛があり時々症状がでていたが自力で対応できていた。しかし今回は長く続いている。常時痛いと言うわけでもなく起き上がりや立ち上がり、ある姿勢で力が入ったりすると痛みがでる。自分の中ではスキー・ゴルフをやっているため、これらの疲労が蓄積したことが原因ではないかと思う。

施術と経過

どのような動きに制限がかかっているかをみるため身体をみていくとやはり仰向けからの起き上がり・うつ伏せからの体位変換時と確認をとれた。動きの観察の中から下半身の緊張と股関節の動きに注目した。それぞれに該当するハムストリング・足指のツボに鍼をした。次に腰部の伸展制限がみられたため関連する臀部のツボに鍼をした。
すると制限なく動かすことが可能になった。
5日後、腰痛を感じていないと言うことで違う主訴に対して施術を行った。

使用したツボ

ツボのアイコンからツボの詳細が見られます

• 殷門 R
• 中腰 R
• 臀落 R

まとめ

発生状況から下半身の緊張を取り除くように行いました。また動きの観察の中で見つけた課題に対してピンポイントで施術を行うことですぐに解消された症例であります。本件においては、ハムストリング・股関節・臀部のそれぞれの緊張が腰部の動きを制限し痛みとなっていました。

担当スタッフ

洲崎　和広

症例を投稿した鍼灸院：すのさき鍼灸整骨院