股関節の水平外転で起こる痛み
症状
バレエをやっており、1・2年前から右内転筋の痛みを感じながらもそれなり参加できていた。2週間前のレッスン中、脚を横から耳に向けて高くあげるとピキッとした痛みを感じその痛みが続いている。数日休みを入れレッスンに参加したものの脚を高く上げると内転筋を中心に突っ張り感・痛みがあり思うように身体が動かなかったため連絡をいただいた。生活上の問題は出ていない。
-
来院者
女性
30 代
-
期間
2022年11月 ~ 2022年11月
-
頻度
1回通院
-
通院回数
1回
施術と経過
内転筋の緊張から関わる臀部のツボに鍼をした。すると120°程だったものが150°ほどまで可動性が高まり突っ張り感の方が強く出現した。次に動きの起点となる仙腸関節の緊張を取り除いた。するとさらに可動域が広くなった。仕上げに腰部のツボを使いアプローチをした。
使用したツボ
まとめ
臀部の緊張に注目したのが本症例のポイントであります。水平外転の動きを考えてもこの部が動かないことで大腿部の負担になります。バレエと言う特異的な動きであっても内転筋の緊張にフォーカスすることで大きく改善されました。
担当スタッフ
洲崎 和広