2日前に発症したギックリ腰 痛む箇所が右から左に変わった
症状
2日前に部活動の中でサイドステップを踏んだ時に右の腰臀部にズキッと鋭い痛みを感じ、そのまま動けなくなるほどであった。その後は連休だったこともあり自宅で安静にしていると治まってきた。しかし、今朝の起床時には左側に同じような痛みを感じ座っているのが辛い状態になってしまった。屈む動きが痛く、日常生活に大きく支障をきたすため連絡をいただいた。
-
来院者
男性
10 代
-
期間
2022年9月 ~ 2022年9月
-
頻度
1回通院
-
通院回数
1回
施術と経過
座位で屈む動きを行うと左腰臀部の痛みが再現された。また腰方形筋部の緊張からこれらに関わる臀部のツボに鍼をした。この動きをクリアーし、立位でチェックを行うと右前屈を行うと左腸骨稜付近に痛みが残った。そこでこの部と関わる背部のツボに鍼をすると解消された。
使用したツボ
まとめ
動きの改善を第一に考えた症例であります。臀部の緊張により腰部の動きが制限されていました。
次に残った痛みはそれまで庇うように生活をしていたため現れた痛みだと思われます。重心・対称性のある部位を重点的にみていくことで即座に解決できました。施術後に『背中が突っ張ることが最近多かった』と言われていたことからも背部からの影響を大きく受けていたと思われます。
担当スタッフ
洲崎 和広