首肩が凝るとひどくなる頭痛と顎から耳にかけての痛み
症状
慢性的な首肩こりがあり、ひどくなると顎から耳にかけてが痛んだり、頭痛につながる。腰痛も慢性的にある。首肩こりは2,3年前から、頭痛は直近だと今月の頭がつらかった。その少し前に歯の痛みを感じており、その影響もあったのかもしれない。偏頭痛、三叉神経痛と診断を受けていて、痛みが強い時には薬を服用している。
-
来院者
女性
20 代
-
期間
2021年5月 ~ 2021年5月
-
頻度
週2~3回
-
通院回数
3回
施術と経過
側頚部と首の深部の緊張が強い状態。ただ本人としては、この日は首肩よりも腰がつらいとのことだったため、首と腰にアプローチできる手足のツボに鍼をした。
2回目 食事をすると、顎や下奥歯のあたりに痛みが出る。手の疲れも気になる。腰は良くなった。首の凝りはまだ残っていたため、引き続きアプローチした。
3診目 顎や歯の痛みは消失。手の疲れも軽減。首のつけ根あたりが気になるようになった。
首の付け根が緩むよう足に鍼をしたところ、気にならなくなったとのことだったため、終了とした。
使用したツボ
まとめ
首肩の凝りから様々な症状を引き起こしていた。一度で全てが緩むわけでないが、ポイントを絞ってアプローチできたことが改善に繋がった。元々気になっていたところの痛みが減ると、他のところの痛みが気になるのはよくあるケースだが、痛みを意識し始めてから日が経過していないものは、早期に改善することが多い。