椅子に腰かけようとするとお尻に激痛が走る
症状
2か月ほど前から右側のお尻が徐々に痛くなった。特に思い当たるきっかけはなく、最初は動作の初めに少し痛みが出る程度だった。妊娠中のためどこも施術を受け入れてくれる所がなく、1週間ほど前からは歩くときにも痛みが出でいる。特にトイレの便座に座る時や床にしゃがむとき、何か動作を始めようとすると「ビリッ」と激痛が走る。
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来院者
女性
30 代
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期間
2021年7月 ~ 2021年7月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
痛みの出る場所を触診すると、異常な筋肉の緊張があった。妊娠8か月ということもあり、座ったままお尻の筋肉の緊張を緩和するために背中と手の甲のツボに鍼をした。すると動き始めの痛みが緩和されたため、横になっていただき腰のツボに鍼をした。痛みの出ていた場所を再び触診しても痛みが緩和されていたので、椅子に座ってもらったところ「全く痛くない」と言われたため、終了とした。
使用したツボ
まとめ
妊娠8か月ごろになるとお腹が目立ち始め、無意識に腰を反らす傾向にある。加えて上の子供が幼く、抱っこをしなければならなかったということもあり、更に腰に負担がかかっていたと推測できる。今回は痛みがお尻に出ていたが、背中と手のツボを使うことで速やかに緩和することができた