屈むと痛く、骨盤部がズキズキと病む
症状
特に思い当たることはないが4か月前から腰痛を感じ、近所の整形外科に通っている。1か月に1回通っており診断としては『きれいな骨の形であるから様子をみましょう、リハビリまでは必要ない』と薬と湿布を渡されるだけであった。屈む動きに特に制限がみられ、靴下を履くときや下のものを拾うときに痛みが伴う。
他にも座位をとると右の骨盤の当たりがズキズキと病む。10分以上座っていると腰が痛くなるため座っていられなく、ソファーや自家用車には腰当てのクッションが必要であった。
-
来院者
女性
30 代
-
期間
2021年7月 ~ 2021年7月
-
頻度
1回通院
-
通院回数
1回
施術と経過
屈む動きをみてくと左は仙腸関節を中心に右は腰部から臀部にかけて広く痛みを訴えた。
そこで対応する左の肩甲骨内上角、右の膝裏・臀部のツボに鍼をした。すると屈む動きが可能になった。次に右骨盤部をみていくと外方に強い緊張がみられたため、対応する腰部のツボに鍼をするとズキズキとした痛みも治まった。
施術後に連絡をもらい、経過良好であることから施術を終えることにした。
使用したツボ
まとめ
動きの改善を主に行いました。動きに対する特攻穴はなく、身体の緊張を解いていくことで改善への道を開けました。本症例は背中にクッションを当てていると楽になるという事をヒントに腰臀部の動きを整えました。
担当スタッフ
洲崎 和広