介護職で屈む動作が辛い腰痛
症状
介護施設に勤めてから慢性的に腰痛を感じるようになった。今回の症状は1ヶ月くらい前からで中腰で利用者の介助をすると強い痛みが現れる。痛みが強く出てもその場で捻ったり伸ばしたりするとなんとなく楽になるため様子を見ていた。
すると朝起きた時にも腰痛が現れるようになり治さなければと考えネットで検索しご連絡をいただいた。
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来院者
女性
40 代
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期間
2021年5月 ~ 2021年5月
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頻度
週2~3回
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通院回数
3回
施術と経過
触診すると長年腰痛を抱えていたとのことからかなり腰と背中の緊張が強い。
痛む動作は屈むような姿勢と腰を反らせると痛む。
腰と背中の境目付近に強い圧痛のある緊張点を発見。ここを緩めるためスネと背中のツボに鍼を行った。中腰の屈むような動作をしてもらうとほぼ痛みはなくなり腰が軽くなったとのこと。
腰を反らす動作はまだ痛むためふくらはぎのツボに鍼をすると痛みは軽減。反らすことができるようになった。
2回目 初回の施術をベースに鍼を行った。日常生活での痛みは感じなくなったが仕事中が辛いとのこと。
3回目 屈む動作がスムーズにできるようになり仕事中もあまり辛さがなくなってきたとのことから施術を終了した。
使用したツボ
まとめ
屈む動作で腰が痛む場合は背中の緊張も関連することが多い。この症例も背中を触診し反応がある点を見つけ施術したことで良い反応が得られた。