運転中、太ももの付け根が痛む
症状
営業の仕事で車の運転時間が長い。
3ヶ月くらい前から運転中足の付け根に痛みが現れた。
最近では座っているだけで太もも裏に違和感が現れる。
整形外科でレントゲン検査を受けたが異常がなく坐骨神経痛と告げられる。
処方された薬を飲んでも長時間座ると痛みが出るためなんとかしたい。
坐骨神経痛には鍼がいいと上司に聞いてご来院いただいた。
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来院者
40 代
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期間
2021年4月 ~ 2021年4月
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頻度
週2~3回
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通院回数
6回
施術と経過
動きを確認すると腰を反る動作で症状が再現される。
触診すると腰、お尻の硬さが目立つ。
お尻の緊張に関連する腰のツボとふくらはぎのツボに鍼をするとお尻の硬さが軽減した。
後ろに反る動きをすると痛みが半分くらいになったとのこと。
さらに硬さをとるため腰と背中のツボに鍼を行い反る動作をすると痛みがほぼない状態になった。
試しに腰掛けてもらうと違和感も無くなったとのこと。
3診目 施術後は楽になるが数日すると戻る。
5診目 長い時間運転しても痛みが出ない日が増えてきた。
6診目 5診目から一週間の間を開けたが腿裏の痛みは出なくなった。日常生活でも気にならなくなったため施術を終了した。
まとめ
腿裏の付け根の痛みは腰やお尻の硬さが原因となることが多い。筋肉の硬さを緩めていくことで段階的に症状が改善していく。