黙っていると痛くなる背中
症状
2か月前から運転時やテレビゲーム・デスクワークなど数十分の同一姿勢が続くと刺さるような痛みを感じるようになった。常日頃、肩こりを感じていたが背中の症状を感じるようになってからは重たさが増している。これまで整体を始めリラクゼーション施設を行ってみたが症状が変わらなかったため、地域の鍼灸院を検索して来られた。来院日にも子供とテレビゲームをしていると痛くなった様子。
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来院者
男性
30 代
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期間
2021年3月 ~ 2021年3月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
肩甲骨の柔軟性をみると患側に“ゴリゴリ”とした関節音に加え可動制限もみられた。
そこで肩甲骨内縁にあったコリを背中のツボで対応した。また、身体の軸を整える目的に腰部のツボを使った。一度動きでみると肩甲骨の可動性が増して、関節音も小さくなった。次に背部・肩甲骨の緊張を取ることを考えた。手指にあるツボを使うとさらに可動性が増した。最後に肩甲骨の内縁のツボを使うと関節音も消失した。
施術後に関節音、重たさの消失・可動性の向上を確認し施術を終えることにした。
使用したツボ
まとめ
同一姿勢になると痛むケースは多々あります。その際私が注目するのは姿勢筋であり、この部を探ると特異的な緊張がみられました。姿勢筋が整うと身体にあった本来の軸を取り戻し、動きが良くなることで痛みも消失しました。
担当スタッフ
洲崎 和広