歩くと足の甲全体が痛くて移動が億劫
症状
4日前の朝、起床時から足の甲の激痛に悩まされる。歩くと足の甲全体が痛くて跛行してしまう。その日は日曜日だったことから患部に湿布をして様子をみることにした。月曜日、火曜日とかなり痛く家庭内の移動も億劫になってきた。水曜日の夜に家庭内の移動レベルであれば何とか移動できるようになり、連絡をいただいた。
迎えた木曜日に来られ、跛行するように入ってこられた。歩行動作を観察すると足関節が底屈するときに痛みがあったが足関節の可動域には問題なかった。
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来院者
女性
40 代
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期間
2020年5月 ~ 2020年5月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
動作時痛からふくらはぎの緊張を伺った。そこには特異的なコリがあったので鍼をした。
5分置鍼し、鍼を取り動作を確認すると『あれ、普通に歩ける』と喜ばれていた。
使用したツボ
まとめ
足の甲の痛みの原因はふくらはぎの緊張でありました。この部の緊張が解けるとすぐに身体が元の状態を取り戻しました。本症例はいわゆる『モートン病』と言われるものと思われます。しっかりとツボを鍼で捉えると足の甲全体に示していた痛みも取れ、通常の歩容になりました。
担当スタッフ
洲崎 和広