起床時に感じた首肩の重だるさで顔まで突っ張る
症状
今朝の起床時に首肩の重だるさがあり、それに伴い顔の筋肉も一緒に突っ張るように感じる。仕事の最中も重苦しい感じが取れなく肩に力が入る。そこで整形外科へ行き担当医から『肩こりです。リハビリを受けて行ってください』と言われ、リハビリ室にて電気治療とマッサージを受けた。終わった後は『ちょっといいかな』と思ってたものの次第に以前の状態に戻ってきたため、骨に問題がないのであればと思いインターネットで調べ当院へ連絡をいただいた。
今回の痛めた経緯で思い当たることと言えば、最近三味線を始めたことで身体が強張っていたことくらいしか考えられないと言うこと。
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来院者
女性
30 代
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期間
2020年4月 ~ 2020年4月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
肩の可動域は問題なかったが首を右に倒すと左側の首の突っ張り症状が再現された。
そこで親指にあるツボに鍼をし、動きの確認を行うと症状の消失を確認した。最後に状態維持を目的に仙骨のツボとハムストリングにあつツボに鍼をするとさらに状態が良くなった。
使用したツボ
まとめ
三味線を行う姿勢を考えると親指の動きが非常に重要になります。この親指の緊張が本症例のポイントであります。痛いところに手を加えてもすっきりしないことも多々あると思います、鍼では身体の連動を整えることに重きを置くので身体の調和を図ることで患者さんの悩みに直接アプローチすることが出来ます。
担当スタッフ
洲崎 和広