曲げ伸ばしがしずらく体重をかけるのも苦痛だった膝痛
症状
1月下旬につまづいて地面に膝を強打した。
右膝が特にダメージが大きい。
この症状でご来院時には膝の曲げ伸ばしがしずらく体重をかけるのも苦痛だった。
歩くのもきつく、跛行をきたしていた。
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来院者
女性
40 代
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期間
2020年1月 ~ 2020年2月
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頻度
週2~3回
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通院回数
4回
施術と経過
全体的な動きを確認していくと曲げ伸ばしができない、体重がかけられない。
膝の内側が特に痛みがある。
右の足首にかけても硬さがみられた。
まず四肢の関節にアプローチをするために肩鎖関節のツボに鍼をした。
足首、股関節に緩みが出て膝の動きにも改善が見られた。
膝の中心軸を整えるためにお尻にあるツボに鍼。
体重をかけることがうまくできるようになった。
膝内側の緊張を緩めるために背中のツボや大腿部のツボに鍼をした。
そのようなアプローチを行った。
膝そのものには鍼をしていない。
回を追うごとに歩きやすくなり、膝の曲げ伸ばしも深くなり、最終的には深く正座もできるようになった。
日常生活や仕事にも復帰ができるようになった。
使用したツボ
まとめ
膝の痛みはある年齢が来たら『もう歳だからね』で片付けられてしまうことが多い。
しかし、鍼をすれば今回の症例のように違いが出る。
ポイントは膝には犯人がいないということ。
今回の症例でもそうだが膝には鍼をしていない。
膝だけをみていたら解決がしないことの方が圧倒的に多い。
この考え方が浸透していけば多くの方が幸せになると私は思う。
担当スタッフ
杉山英照