下を向くと突っ張る
症状
昨日の朝、起きたときに寝違えを起こしていることに気づく。起き上がるの時に瞬間的に首の筋肉に力を入れると痛みだし、普段通りに起き上がることが出来なかった。
時間が経つに連れて下を向くことが難しく、上を見ようとしても首が突っ張ってくることがわかった。首に痛みがあると家事も仕事にも支障をきたし、気分も憂鬱になるため早期に改善を求め連絡をいただいた。
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来院者
女性
20 代
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期間
2019年7月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
首の上下の動きに制限が出ているため、背中の緊張に注目した。脊柱起立筋を中心に周辺筋肉を探ると肩甲骨内縁との間に特異的なコリを2点見つけた。
そこでそのコリに鍼をし、硬さをとると首の制限が取れて上下運動が可能になった。
最後に首の全方位の可動域を診ても正常であったため施術を終了とした。
使用したツボ
まとめ
首の動きには背中の柔軟性が必要であり、この連動が崩れたときに痛みや可動域制限などのトラブルを招きます。
本症例のように背中の緊張がとれると首ー背中の連動が戻り、痛みや可動域制限もなくなったものと思われます。
担当スタッフ
洲崎 和広