肩がすごく張ったあとに起こった寝違え
症状
3日前に寝ている時に肩がすごく張っていた。朝起きたら寝違いが起きてしまい、左を向く時、肩甲間部が痛くなってしまった。右を向く時も同じあたりが痛い。3日後に温泉旅行に行くので楽しむために治しておきたいと思いインターネットで寝違えと調べたら鍼がいいと出てきたので、帰り道にある当院に予約された。
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来院者
女性
30 代
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期間
2019年6月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
左を向く時に肩甲間部のあたりが痛くなっていたので触診をしてみると起立筋に顕著な硬さが確認できた。このエリアの緊張に連動している肩甲骨の外側を確認してみると硬さが確認できたのでそこに鍼をした。すると左を向く時の痛みが和らいぎ痛みが限局された。
次に限局された部分と連動している手のツボに鍼をすると左を向く動作は問題がなくなった。
右に向く時は左の背骨際に痛みがあった。そこと連動している手のツボに鍼をすると右を向く動作も問題がなくなった。
会話をしていると寝違える前日に長い距離を走って翌日ふくらはぎが筋肉痛になったということだったので、首肩の緊張はふくらはぎの影響が考えられた。左のふくらはぎに鍼をすると首の緊張も抜けて楽になったとのことだったので治療を終えた。
使用したツボ
まとめ
最初の鍼で大まかな緊張をとることにより痛みを限局できたことがスムーズな治療につながった。会話から最初に気になった肩の緊張がふくらはぎの影響があったと考えアプローチできたことが良かった。会話から情報を引き出すことが重要だと再認識した症例だった。