肩凝りと肩後面・腕のだるさ
症状
いつも首肩と右腕に重だるい感じがあった。最近では仕事し時間が経つに連れて症状が出てくるのが以前より早くなり、仕事の意欲も無くなってきた。事務仕事のため毎日腕を酷使するため早期に改善を求め連絡をいただいた。
患側を上にした側臥位を取れなく、首の動きをみると回旋の動きが制限されている。
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来院者
女性
40 代
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期間
2019年5月 ~ 2019年5月
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頻度
週1回程度
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通院回数
3回
施術と経過
頸椎の可動性を取り戻すことを目的に背中にあるツボと小指にあるツボに鍼をすると動きが改善された。
また、腕と関連あるツボに反応がみられたため鍼をした。症状が半減したため1回目の施術を終えた。
2回目、『首や背中の凝り感はなくなりすごく良くなった。腕・肩後面のだるさがまだ残っている』とのこと。
再度身体をチェックし、股関節をみると強い緊張を見つけたので足首にあるツボに鍼をして取り除いた。
ここに鍼をすると患側を上にした側臥位を取ることが可能になった。
3回目、『前回より楽に過ごせている。今日は肩と腰が少し重い程度』とのこと。
同様の施術を行い経過も良好だったため、終了とした。
使用したツボ
まとめ
凝りに対し、首や肩の動きでみると患者さんから『私、こんなに動かなくなっていたんですね』と言われたのが印象的な症例であります。動きで比べることで互いに共有できるものが生まれ、それに向かい一緒に目を向けることで改善を図ることが出来ます。また鍼施術における変化も共有できるので動きでみることを大切にしていきたいと思います。
担当スタッフ
洲崎 和広