座っている時に気になる腰痛
症状
3週間ほど前から何をしたというわけではないが座っている時に腰が痛くなる。特に座ってから前にかがむ動きが痛いとのことです。仕事で腰が痛くなることはあるが今回のように長引く腰痛は初めてとのこと。マッサージに行ったがあまり変化がなかったので初めてだが鍼を受けてみようと思いホームページから予約された。
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来院者
女性
30 代
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期間
2018年9月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
まずは何をすると痛みがでるか動作の確認をしました。
座位から左脚を上げる、右に体を捻る、座って前かがみになる動きに問題があった。
座ってから脚をあげる動作は股関節の問題があり動きを改善するため足の甲に鍼をした後、脚をあげてもらったところ違和感がなくなっていました。
次に体を右に捻る動きに注目して関連する腰の緊張を確認。右側に緊張があったのでそこと関連しているスネに鍼をしました。
捻る動きを確認するとこれも問題なくなりました。
この段階で前かがみになってもらうと痛みは10→4まで減っていました。
最後に残った仙骨部分の痛みに対応する首のツボに鍼をして動きの確認をしたところ、前かがみになっても全然気にならないとのことで治療を終えました。
使用したツボ
まとめ
よく話を聞いていると腰が痛くなる前にプレゼンの資料をずっと作っていたとのことで、それが原因で股関節と首の緊張が出てしまい、それらの緊張が腰の動きを悪くしていた。痛いところに鍼をやらないのであまり緊張しなかったと感想をいただいた。痛いところでなく痛みの原因にアプローチする整動鍼が患者さんのニーズと合ったと感じる症例だった。