赤ちゃんを抱き上げた時に起きたぎっくり腰
症状
2週間前、1歳半の息子(約10kg)を抱き上げようとした瞬間に腰に強い痛みが走った。
その後も、歯磨きで口をゆすぐ際、前かがみになって戻した時や、洗顔時、椅子から急に立ち上がる際に突発的な痛みが出る状態が続いている。
これらの動作をしない時には痛みがない。
育児で忙しい中、復職したばかりで時間が取れない。
「鍼ならばすぐに痛みを取り除いてもらえるのでは」と考え来院。
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来院者
女性
20 代
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期間
2017年9月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
痛みが出る状況を分析すると「軽い前屈から姿勢を戻す」際だと分かった。
手のツボに鍼をしたところ、動作による痛みは消失した。
さらに動いてみると、前屈時に若干の違和感が残っていたので、背中のツボで取り除いた。
使用したツボ
まとめ
「ぎっくり腰」とひとくくりに言っても、腰の筋肉の問題なのか、 骨盤の問題なのかによって打つべき手は変わってくる。
今回は骨盤の問題であった。
患者が痛みを訴えていた「前屈みから戻す動作」は、骨盤の動きと関係している。
痛みを訴える状況から原因を特定し、施術を行うことが重要である。