動かしづらいズキズキとした腰の痛み
症状
現場仕事でしゃがんでする作業が多かった昨日、不意に立ち上がった瞬間腰に激痛が走り動けなくなる。
帰宅後は椅子に座るのも、横になるのもズキズキと痛く眠りにはつけたがる今朝起き上がるのに時間が掛かった。
以前当院に通われていた社員さんのご紹介で、今朝仕事を休んで来院。
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来院者
男性
51 歳
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期間
2018年6月 ~ 2018年6月
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頻度
週2~3回
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通院回数
2回
施術と経過
今回の腰痛の素因は水分代謝の停滞。原因は不意な動きによる脊柱の捻れと考えた。
脊柱の捻れを調整するスネのツボにはりをおこない、動きの調整を試みるも変化が薄い。腰の筋肉を緩めるために手の甲にはりをおこなうと、椅子に座ったときの痛みが消失。
仙骨の動きをつけて首までの連なる緊張を緩和させるため、仙骨のツボにはりをおこなう。
仰向けで寝られるようになったので、みぞおちと下腹部のバランスを調整して仕上げた。
施術直後ご本人の体感覚では10→7の軽減に留まったが、脊柱、お腹のバランスが取れたことが確認できたので経過を見てもらう。
2日後の2診目、7→3の痛みに軽減している。施術当日の午後から仕事に行くことができた。
動きもしっかり出ていたので、背中とお腹を中心とした水分代謝の施術に切り替えて施術を終えた。
施術直後から「腰に不都合がなくなった」ことが確認できたので、本人の意思もありご卒業いただく。
使用したツボ
まとめ
ぎっくり腰には必ず素因があり、素因が積み重なった最後のひと押しが原因となる。
原因を解決することで痛みからは解放されるのだが、素因まで施術した方が後々のご自身の人生にとってはプラスになるはずである。
「この際に素因まで解決してしまおう」とご自分で選択できるような関わり方を誰に対しても心掛けているが、そう上手くはいかない。
ご自分を大切にする方が、当院の施術を通じて増えていくことを願っている。
担当スタッフ
紅露 啓太郎