NEW常に力が入る右側の顎の緊張と食いしばり
症状
50代女性がバレエをしており、慢性的な食いしばりを主訴として来院した。いつから始まったか記憶にないほど長期間、特に右側の顎に力みを感じており、常に力が入っている感覚があった。日常生活に大きな支障はないものの、バレエのパフォーマンスにおいて体全体の力みにつながるため改善を希望していた。また、食いしばりに関連して肩こりの症状も訴えていた。これまで医療機関での診断や治療は受けていなかった。
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来院者
女性
50 代
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期間
2025年7月 ~ 2025年7月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の触診では、顎回りの緊張が確認された。顎と関連が深い背中のツボと、咬筋と関連が深い手のツボに鍼を施したところ、症例者から顎回りが軽くなったとの報告を受けた。さらに仕上げとして腰のツボに施術を行うと、顎回りの状態がさらに改善したとの報告があった。初回施術後、顎の力みが軽減し、症例者の満足が得られたため、施術は初回で完了となった。
使用したツボ
まとめ
慢性的な食いしばりと顎の力みに対して、顎と関連する背中のツボ、咬筋に関連する手のツボ、そして腰のツボへの施術が効果的であった。バレエという身体表現において、局所的な緊張が全身の力みにつながることから、顎周囲だけでなく背中や腰といった体幹部へのアプローチが重要であったと考えられる。初回施術で症状の軽減が得られ、症例者の目的であるパフォーマンス向上への一助となった。今後、食いしばりが再発した場合も、同様のアプローチが有効である可能性が示唆される。








