NEW在宅ワークで悪化した股関節の動きの悪さと痛み
症状
数年前からコロナ禍で在宅ワークが増えたことをきっかけに、少しずつ股関節周りが固くなり動きが悪くなっていった。特に右側の股関節周囲に緊張があり、常につまっている感じがあった。動作時には痛みが生じ、自転車をまたぐ動作が困難であった。また、武道を行っているが回し蹴りが出にくい状態であった。症状に関連して首のこりも訴えていた。これまで医療機関での診断や治療は受けていなかった。
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来院者
女性
50 代
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期間
2025年6月 ~ 2025年6月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の動作確認では、股関節の外旋の動きが悪いことが確認された。まず外旋動作を取り戻すために、ふくらはぎのツボに鍼をしたところ、足があがりやすくなった。その後、内転筋へのアプローチや臀部の緊張と首のこりを絡めるために、背中のツボに鍼をした。段階を追うごとに足があがりやすくなり、自転車をまたぐ動作や回し蹴りもスムーズになっていった。初回の施術で症状の改善が得られ、その後の報告はなかった。
使用したツボ
まとめ
長期間の在宅ワークにより股関節周囲の緊張と動きの制限が生じていたケースである。股関節の外旋制限に対して、ふくらはぎのツボへの施術から始め、段階的に内転筋や背中のツボへアプローチすることで、股関節の可動域が改善された。臀部の緊張と首のこりを関連付けた施術により、日常生活動作である自転車をまたぐ動作や、武道における回し蹴りの動作がスムーズになった。初回の施術で良好な結果が得られた症例であった。

















