NEW仙腸関節付近のジクジクした鈍痛を伴う慢性腰痛
症状
慢性的な腰痛を抱えていたが、ここ数週間は痛みを感じることが多くなっていた。腰部全体に症状があり、特に仙腸関節付近にジクジクとした鈍痛を感じていた。痛みは動作時に感じやすく、長時間同じ姿勢を続けた際にも出現していた。日常生活では同じ姿勢を保つことが困難で、靴下の脱ぎ着時に支障があり、重い物を持つことができない状態であった。過去に腰椎3・4番のヘルニアの疑いと側湾症の診断を受けており、先天的に股関節の骨が短いという特徴があった。初診時の触診では股関節の内旋制限と腰部の伸展制限が確認された。
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来院者
男性
30 代
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期間
2026年1月 ~ 2026年1月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
ヘルニアの疑いがあったが、症状や既往歴から股関節の緊張に注目して施術を行った。まず胸腰椎移行部の緊張に対して関連する脛のツボに鍼をした。次に仙腸関節の緊張に対して臀部のツボに鍼をしたところ、大幅に痛みが軽減され、腰部を反った際の怖さのみが残った。仕上げとして仙腸関節部の緊張を取り除く施術を行うと、腰部の動きが良くなり痛みが解消した。初回施術後、痛みは消失し、その後の症状の報告はなかった。
使用したツボ
まとめ
慢性的な腰痛と仙腸関節付近の鈍痛を訴えて来院した症例である。腰椎ヘルニアの疑いと側湾症の既往があり、先天的な股関節の形態的特徴を有していた。初診時には股関節の内旋制限と腰部の伸展制限が認められた。ヘルニアの疑いがあったものの、症状の特徴と既往歴から股関節の緊張が腰痛に影響していると考え、胸腰椎移行部と仙腸関節周囲の緊張に着目した施術を行った。脛と臀部のツボへの施術により段階的に症状が改善し、最終的に仙腸関節部の緊張を解消することで痛みが消失した。初回施術で症状が解消し、その後の再発報告もないことから、股関節の緊張が腰痛の主要因であったと考えられる。
担当スタッフ
洲崎 和広






