NEW妊娠33週の逆子
症状
30代女性が妊娠30週の健診時に逆子の疑いと診断された。
胎児の頭が右上、脚が左側に位置しており、胎動は確認できていた。
帝王切開への不安を抱えており、お腹の張りも感じていた。
初診時の触診では、お腹の張りや足元の冷え、腰の硬さがみられた。
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来院者
女性
30 代
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期間
2025年10月 ~ 2025年11月
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頻度
週1回程度
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通院回数
3回
施術と経過
初回施術では、脚、手、臀部のツボに鍼をした。
施術後、お腹の張りや腰の硬さがやわらいだ。
2回目以降も同様の方針で施術を継続した。お腹の張りは施術期間中も続いたが、逆子の施術と同様に改善を目指して施術を重ねた。
3回目の施術後の健診で逆子が改善し、胎児の位置が正常に戻った。
また、お腹の張りもあまり感じなくなった。
使用したツボ
まとめ
妊娠30週で逆子の疑いと診断された症例者に対し、脚、手、臀部のツボへの鍼施術を3回行った結果、逆子が改善し、お腹の張りも軽減された。
初回施術からお腹の張りや腰の硬さがやわらぎ、継続的な施術により胎児の位置が正常に戻った。
妊娠中の身体的負担や帝王切開への不安を抱えていた症例者にとって、鍼施術が逆子の改善とともに精神的な安心感をもたらす結果となった。
妊娠後期における鍼施術の有効性が示された症例である。
担当スタッフ
森部光葉









