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症例の鍼灸院:はり・きゅうFine

足首捻挫後に発症した腰の動作時痛

   

足首捻挫後に発症した腰の動作時痛

症状

鍼灸の症例「足首捻挫後に発症した腰の動作時痛」(京成本線・公津の杜)

足首の捻挫から2週間後に発症した右腰部の痛みを訴えて来院した。痛みの部位は右第4、5腰椎から右の仙腸関節にかけてであり、あらゆる動作で痛みが出現する状態であった。医療機関での受診歴はなく、他の随伴症状も認められなかった。

  • 来院者

    男性

    40 代

  • 期間

    2025年3月 ~ 2025年3月

  • 頻度

    1回通院

  • 通院回数

    1回

施術と経過

初診時の触診では、右腰椎棘突起の第4、5番傍部に圧痛と筋緊張が確認された。また、捻挫の影響により下腿前面および外側部の筋緊張も認められた。これらの所見に基づき、臀部と下腿前面、後面のツボに対して鍼施術を実施した。施術直後から腰部の可動域が改善し、痛みも軽減した。

使用したツボ

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まとめ

足関節捻挫後に二次的に発症した腰痛の症例である。下腿の筋緊張が腰部に影響を及ぼしていたと考えられ、下腿から腰部にかけての包括的な鍼施術が効果的であった。足関節の捻挫後には、代償性の姿勢変化や筋緊張により、二次的な症状が出現する可能性があることが示唆された。このような場合、原因となった足関節部位だけでなく、二次的に影響を受けた部位にも注目して施術を行うことが重要である。

担当スタッフ

阿部俊介

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