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症例の鍼灸院:かつた鍼灸接骨院

NEW過敏性腸症候群 強い腹痛を伴う

   

NEW過敏性腸症候群 強い腹痛を伴う

症状

鍼灸の症例「過敏性腸症候群 強い腹痛を伴う」(勝田駅)

1年ほど前から便秘と下痢を繰り返している。同時に腹痛も強く出ていて、朝方、授業中など腹痛みられ、保健室に行くこともしばしばみられる。
病院では過敏性腸症候群と診断され、整腸剤を服用している。ほぼ毎日腹痛は確認される。受験を控えている為症状を軽減させたいと考え来院された。

  • 来院者

    女性

    10 代

  • 期間

    2025年6月 ~ 2025年9月

  • 頻度

    週1回程度

  • 通院回数

    9回

施術と経過

腹部の触診を行う。右下腹部に硬さと伴に強い圧痛を認めた。臍部周囲にも硬さを認めた。
下腿部、前腕部に置鍼を行ったところ、下腹部の硬さは残存するも、臍部周辺の硬さが緩むのを感じられた。
2回目《一週間後》 やや便秘と少しの腹痛を一日認めた程度となった。強い圧痛も消失みられた。同様の施術に脛骨部のツボを加えた。
1~2か月ほど強い腹痛はなく週一回の施術を行っていたが、刺激物を飲食したことにより数日間の腹痛が再燃した。同時に初検でみられた強い圧痛も確認した。同様に施術を行い再度疼痛軽減みられた。
その後はたまに軽度の便秘がみられる程度となったが、もう少し安定した状態を求め施術継続中。

使用したツボ

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ツボ名称下に表示されるスコアメーターについて

症状スコア

10
1.5

まとめ

明らかな腹部の硬さと圧痛がみられた為、関連する部位への刺鍼が疼痛の軽減の一助になったものと思われます。
施術だけでなく指導管理、今回においては食事の指導等にも力を注ぐことで症状の再燃を防げたのではないかと勉強になりました。

担当スタッフ

神永輝彦

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