NEW妊娠30週の逆子
症状

妊娠後期に入り、逆子の状態が続いていた。
産婦人科での診察により逆子の診断を受けており、帝王切開を避けたいという希望があった。
お腹の張りが顕著であった。
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来院者
女性
20 代
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期間
2025年9月 ~ 2025年9月
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頻度
週1回程度
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通院回数
2回
施術と経過
初回施術では、お腹の張りを緩和することを目的に、手のツボ、脚のツボ、臀部のツボに施術を行った。
初回施術後、お腹の張りは緩和されたものの、胎児の向きに変化は見られなかった。
2回目の施術では、引き続き胎児が動きやすい状態を作るため、同様の箇所に施術を実施した。
その後の産婦人科での健診において、胎児が正常な向きに戻っていることが確認された。
使用したツボ
まとめ
妊娠後期の逆子に対して、お腹の張りの緩和を主目的とした鍼施術を行った結果、2回の施術で胎児が正常な向きに変化した。
施術期間中に特別な副作用や症状の悪化は見られなかった。
逆子の症状に対して、母体の緊張を緩和することで胎児が自然に向きを変えやすい環境を整えるアプローチが有効であることが示唆された。
妊娠中の鍼施術は、安全かつ非侵襲的な手段として、逆子の改善に寄与する可能性がある。
担当スタッフ
森部光葉