NEWデスクワークで慢性化した首肩こりと飲酒時の頭痛
症状

デスクワークが原因と考えられる首肩こりと頭痛を主訴に来院。数年前から症状が持続しており、首肩の凝りは常時感じられ、頭痛は特に飲酒時に発症する傾向がみられた。首肩こりと頭痛による日常生活への大きな支障は見られないものの、症状の改善を希望しての来院である。初診時の所見では、頸部の側屈における可動域制限と肩周囲の筋緊張が確認された。
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来院者
男性
40 代
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期間
2024年5月 ~ 2024年5月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
腕のツボと足のツボに鍼を行い、肩や背中の緊張の緩和を図るとともに、頸部の可動性改善にもアプローチした。初回施術後、首肩の軽さを実感したとの報告があった。約1ヶ月後の来院時には、この期間中に頭痛の発症はなく、全体的に調子が良好であったとの経過が確認された。
使用したツボ
まとめ
デスクワークによる慢性的な首肩こりと頭痛に対して、四肢末端部への鍼施術と頸部周囲へのアプローチを組み合わせることで、即時的な症状改善が得られた。また、施術後約1ヶ月間にわたり頭痛の再発がなかったことから、この施術アプローチが有効であったと考えられる。慢性的な首肩こりに関しては、定期的なメンテナンスの必要性について説明し、症状の再発予防と管理を継続していく方針である。