NEW慢性的な首肩こりと頸部可動域制限の緩和
症状
10年以上前から持続している首肩のこりを主訴として来院した。症状は首肩全体に及び、「ストレートネック」と言われていた。症状の程度に日内変動はなく、常時こりを自覚している状態である。日常生活においては首肩のこりが気になる程度であり、これまでに医療機関での治療歴はない。
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来院者
女性
20 代
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期間
2023年10月 ~ 2023年10月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
初診時の診察では、首肩周りの筋緊張と頸部側屈の可動域制限が認められた。手、足、背中のツボに鍼を行い、首肩周りの緊張緩和と側屈の改善を促した。初回施術後、患者は症状が軽減したと報告した。約1ヶ月後、別症状での来院時に首肩の調子が良好であることを確認している。
使用したツボ
まとめ
長期間持続していた首肩のこりに対して、四肢と背部への鍼施術により、症状の改善が得られた症例である。初回施術での症状軽減が確認され、1ヶ月後も効果が持続していたことから、適切なツボ選択と施術方法が奏功したと考えられる。首肩のこりに対する全身的なアプローチの有効性を示唆する症例となった。