NEW立ち仕事後の座位困難を伴う腰部の痛み
症状
数日前から立ち仕事が続いたことをきっかけに、右腰部と臀部に痛みが出現した。特に座位時に症状が強く、長時間の座位姿勢が困難な状態であった。その他の随伴症状は認められず、医療機関での診察歴もなかった。初診時の診察では、腰方形筋に著明な緊張が確認された。
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来院者
男性
20 代
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期間
2023年3月 ~ 2023年3月
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頻度
1回通院
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通院回数
1回
施術と経過
腰方形筋と臀部周辺の緊張緩和を目的として、腰部、背部、足部のツボに鍼を行った。特に腰方形筋と脊柱起立筋の緊張緩和に重点を置いた施術を実施した。初回施術後、痛みは消失し、一回の施術で症状が改善したため、追加の施術は必要としなかった。
使用したツボ
まとめ
立ち仕事による腰方形筋の過緊張が、腰部と臀部の痛みを引き起こしていた症例である。腰部と下肢の関連性を考慮した包括的な施術アプローチにより、速やかな症状の改善が得られた。早期の施術介入により、慢性化を防ぐことができ、一回の施術で十分な効果が得られたものと考えられる。今後も同様の作業が続く場合は、腰部のストレッチや適度な休憩を取り入れることで、症状の再発予防が期待できる。